金融政策と地政学リスクと「6月相場」。
昨日の日経平均は小さく反落。
前日の反動で少し売られましたが、
株価位置は逆に少し上がっており、
大きく下げていくような兆しは、
相場全体からみられませんでした。
長期金利の動向や日銀の出方など、
気になる材料は多いわけですが、
日米の金融政策を中心にして、
諸々の前提条件が整っていれば、
夏に向けてもうワンチャンスは、
「バブル」再燃の可能性があるのは、
前号メルマガ(第527号:5月26日)で、
指摘しているところであります。
とはいえ、その前提条件について、
いくつも疑問符が灯っているのも、
否定できないところであります。
イスラエルのラファでの攻撃が、
いよいよ佳境に入ってきたなか、
中東諸国がどう反応するのかは、
大いに気になるところです。
ウクライナでも戦況が変化し、
露軍の進撃が食い止められて、
また戦線が動く可能性もあり、
次に何が起きるか要注意です。
これら地政学リスクの如何が、
相場に大きく影響し得ることも、
「6月相場」の焦点ですので、
それらについても整理した上で、
次号メルマガ(第528号:6月2日)で、
株価シナリオを展望する予定です。
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