「バブルの足音」とこの後の推移。
先週の日経平均は上昇に転じて、
バブル後の最高値を更新して、
さらに上を伺う構えとなりました。
要は「意識の問題」でありますが、
下がらない、もっと上がるという、
期待や思惑のようなものが広がり、
市場に参加する人が増えており、
合理的な株価かどうか無関係に、
買いが集まってきているところです。
米国と日本の株高の中身をみると、
少し違いがみられることなどを、
前号メルマガ（第512号：2月11日）で、
詳しく分析しているところですが、
日本市場で起きている株価上昇には、
「バブルの足音」がしてきており、
合理的な株価形成の機能などが、
どこかへ吹き飛びそうな気配も、
次第に漂い始めているところです。
本日以降も上昇が続いていき、
3万7千円台を超えて推移すれば、
市場の空気はまた変わって、
「コンセンサス」も変化します。
市場全体が熱気に包まれていき、
社会的な現象になるかどうかを、
しばし注目したいところですので、
そのつもり株式市場の推移を、
見極めて参りたい局面であります。
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