日経平均の「次のターゲット」と今後の注意点。
昨日の日経平均は反発。
先週末の米国株の大幅上昇と、
いくつかの内外の朗報を受けて、
ようやく「例の株価位置」を離れ、
次のターゲットを目指す動きとなり、
一気に買いが集まって上昇しました。
ひとたび市場心理が好転したならば、
日経平均がどこを目指すのかを、
前号メルマガ(第445号:10月30日)で、
あらかじめ指摘しておきましたが、
これを踏まえると昨日の上昇の後も、
まだまだ上値余地があり得るわけです、
もっとも、「上値余地がある」ことと、
実際に上昇するかどうかは別であり、
いくつか注意すべき課題があることも、
あわせて指摘している通りであります。
とりあえず米国のFOMCなどで、
金融政策をめぐる不透明さが、
ある程度、クリアされることが、
さらなる上昇の条件でありますが、
英国、ロシア、中国などの内奥で、
どういう政治判断がなされるかも、
よくよく注意しておく必要があり、
能天気になり切れる状況であるとは、
言えないことも理解したいところです。
いずれにせよ情勢は刻一刻と動いて、
次に何が飛び出してくるのかを、
常に見極める必要があるのは、
「11月相場」でも同じであります。
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