世界史的な激動のなかの株式相場。
(午前0時の更新です)
昨日の日経平均は小幅続伸。
停戦協議は中断をはさみながら、
依然として続いているようです。
露軍の作戦は続いていますが、
期待を完全に裏切る材料も、
まだ出ていない状況であり、
日経平均を売り込むには、
リスクがあるのは確かです。
ロシアが作り笑いを浮かべ、
「猫なで声」を出すときは、
たいてい要注意の時であると、
過去の歴史は物語っており、
停戦協議が続くからといって、
早速、買いを集中していくのも、
やはりリスキーといえましょう。
他にも気がかりがあります。
中国の「ゼロコロナ政策」で、
大都市がまた封鎖されるなど、
「地政学リスク」と別の文脈で、
市場の不安を掻き立てています。
また、世界全体のマクロ指標が、
大いに緊迫しつつあることは、
前号メルマガ(第412号:3月13日)で、
詳しく触れているところでありますが、
これが米国FOMCなどにどう反映し、
世界の金融政策をどう揺さぶるか、
予断を許さないところであります。
世界史的な大激動のなかであり、
市場を揺さぶる大きな材料に、
事欠かないのは確かですので、
引き続き気を引き締め続けて、
万全の備えが必要な局面です。
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