6月の「政治情勢、感染状況、経済指標」と相場の展望
先週の日経平均は戻りが続き、
2万9千円台を回復しています。
ずっと「戻り売り」に押されて、
上昇幅を縮めてはいましたが、
全体的な相場環境の改善を受け、
5月半ばの大暴落から切り返し、
再び高値圏で推移しています。
もっとも、全ての不安が解消され、
阻害要因が消滅したのではなく、
いくつもの爆弾の導火線に、
火がついたままの上昇劇です。
長期金利の上昇が一服して、
米国市場が落ち着いていますが、
政治情勢と経済指標の如何で、
いつでも暗転し得る状況です。
また東京五輪を開催させて、
菅政権は「延命」を図りますが、
感染拡大下の五輪への準備は、
6月の重要イベントに影響をし、
思わぬ「風」を吹かせかねず、
幾重にも要注意であるといえます。
具体的に何に警戒すべきであるのかを、
前号メルマガ（第371号：5月30日）で、
詳しく考察したところでありますが、
政治情勢、感染状況、経済指標など、
6月以降に注意すべきポイントは多く、
引き続き高い情報感度が必要です。
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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
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