「バブルの構図」はいつまで続くか。
コロナバブルはさらに加速。
日経平均は3万円を突破後、
まるで糸が切れた凧のように、
さらに吹き上がっています。
売買代金も大きく膨らんだまま、
買いが買いを呼ぶ状況となっており、
「買うから上がる、上がるから買う」で、
冷静に株価の合理性を考えるよりも、
「バスに乗り遅れるな」の心理で、
新たな層の参入も招いているようです。
「まだバブルではない」という人や、
「億り人」についての報道などが、
かなり増えてきた印象もあります。
過去の全てのバブルで起きたことが、
今、また再現しつつあるようで、
どこか懐かしく、危うい感じですが、
バブルがしばらく続きそうなのは、
前号メルマガ(第356号:2月14日)で、
背景の感染状況と政治状況がもたらす、
「バブルの構図」を指摘した通りです。
ただし、その「バブルの構図」は、
背景事情が刻一刻と変化しており、
バブルが進行していること自体が、
新たな政策課題を創出しそうであり、
いずれ現下の状況を変えていくべき、
方針転換の理由になっていきそうです。
今週になってまたいくつかの観点から、
興味深い情報に接したところですので、
次号メルマガ(第357号:2月21日)で、
それらの材料を織り込んでいきつつ、
バブルの行く末を展望する予定です。
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