急浮上してきた「起死回生の一打」とは。
（午前0時の更新です）
昨日の日経平均は下げが一服し、
それなりの値幅で上昇しました。
もっとも前夜には米国市場が、
相当に大きな上昇をしていた上に、
日銀なども積極的な買い姿勢で、
売り方を牽制していたわりには、
いったん上昇した後には上値が重く、
膠着したことは気になります。
条件反射的な買戻しはあっても、
日本市場における買いの勢いは、
全く強いといえないのは事実で、
案の定というべきかナイトでは、
昨日の上昇分はまた消えており、
再び「下値模索」の雰囲気です。
新型コロナによる世界的な混乱が、
まだこれから本格化するところであり、
世界経済への影響が不可避である以上、
下げ圧力は容易には去りません。
劇的な治療薬や治療法が出現して、
瞬時に問題が解決するでもない限り、
「封じ込め」には時間がかかり、
「経済災害」は長期化しかねません。
各国政府としては一連の「対策」を、
きちんとマネージメントすることで、
自国の政権が致命傷を受けるような、
「政治リスク」を防止しつつ、
あらゆる政策手段を駆使した上で、
市場の動揺を抑え、下落を遅らせながら、
収束の時期を待つしかない状況です。
安倍政権も大いに苦慮し続けており、
かなり追い込まれてきてはいますが、
それゆえに従来ならばあり得ない、
「非常手段」も急浮上しています。
それらが「起死回生の一打」となり、
国家と政権を救うかどうかについて、
様々な議論と憶測があるところですが、
来週中にはそうした一連の「玉」が、
その全容をあらわすとみられており、
それは日本経済だけでなく政界にも、
甚大なインパクトを与える可能性が、
かなり高いと思われるところですので、
次号メルマガ（第307号：3月8日）で、
ちょっと驚くような「観測」とともに、
最新情報を盛り込んで分析する予定です。
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