(午前0時の更新です)

昨日の日経平均は小幅に反落。

上下に非常に狭い値幅の中で、

ほとんど動意なく漂った一日でした。

メジャーSQ週でもあるために、

「米中協議」や英国情勢について、

何か決定的な材料が出たならば、

想定外に動く可能性はありましたが、

米中双方とも具体的な発言を控え続け、

英国の選挙は投票日になってもなお、

明確に結果を予測できない状況です。

米欧の金融政策の方向性が出るなど、

それなりに重要な要素もあるものの、

「米中協議」と英国情勢という、

歴史の転換点となり得る材料の前に、

ほとんどそのインパクトを失っており、

現実に市場はほぼ反応を示していません。

こうして、買うにせよ、売るにせよ、

ほとんど手がかりがないままに、

東証1部の売買代金は2兆円を割り続け、

記録的なまでに動きのないSQ週という、

逆の意味の「想定外」が続きました。

ただ、先ほどトランプ大統領が、

米中協議の先行きを楽観視させる、

前向きなコメントを出しています。

この発言の真意はともかくとして、

今週になっての膠着相場によって、

エネルギーの溜まっていた市場が、

これをきっかけとして動くならば、

明朝は意外高もあるかもしれず、

「高値トライ」の展開となりそうです。

ただ、そうした高値が維持できるかは、

英国の選挙や米中協議の結果次第です。

英国の総選挙はすでに始まっており、

今日のうちには大勢が判明しそうです。

保守党が過半数をとれるかどうか、

その前に首相本人が当選するかどうか、

世界中が注目して見守っていますが、

間もなくその結果が判明します。

また、週末にはトランプ政権が、

対中追加関税を発動するかどうか、

最終的に決断することになります。

トランプ大統領の先ほどの発言の通り、

本当に「第一段階」の合意が近いのなら、

制裁関税の先送りもありそうですが、

「ちゃぶ台返し」がないかどうかは、

最後の最後まで気になるところです。

他にも朝鮮半島情勢がやや緊迫し、

日本の政界も「地殻変動」が進むなど、

無視できない重要な要素がありますので、

次号メルマガ(第295号:12月15日)で、

最新情報を踏まえて分析する予定です。

※ご注意:Gmailをお使いメルマガ読者のなかで、
メルマガが勝手に「迷惑フォルダ」に入れられる現象が、
先日来、複数件、発生しているとのことです。
該当される方は「迷惑フォルダ」をご確認いただき、
「迷惑メール」指定を解除して下さるようお願いします。

★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第293号:12月1日発行、第294号:12月8日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】


人気ブログランキング
にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村
FC2Blog Ranking
全投資家必見!衝撃のメルマガ申込みはこちらから

※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】  アベノミクスの進撃【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】  霞が関の予言「日本未来設計図」  【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】  「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。

あわせて読みたい関連記事