日経平均の「上値余地」と問題再燃のトリガー。
昨日の日経平均は反発。
FOMCが予想通りの結果となって、
「円高」波乱とならなかったこともあり、
終日にわたり2万2千円ラインを超えて、
一時、年初来最高値に迫りました。
売買代金もまずまずの状況です。
ただ、高くなると利確の売りも出て、
後場はだいぶ値を消して引けています。
完全無風ながら日銀会合も通過して、
一旦、「材料出尽くし」になったことも、
利確の売りを出やすくしたようです。
問題はここから上昇する余地です。
このまま平穏無事な状況が続けば、
日経平均は「次のターゲット」まで、
自然に戻す可能性は確かにあるものの、
内外の状況が依然、流動的であるのは、
前号メルマガ（第282号：9月15日）でも、
その背景をもとに分析したところです。
ひとまず「休戦」の状況であり、
問題は「先送り」されていますが、
根本的な解決の方向に向かわない限り、
おそらくは10月のうちには、
やがてぶり返す可能性が残ります。
また、国内政局の方は昨日、
野党に大きな動きがあったために、
秋の臨時国会以降の全ての政局に、
大きな影響が及ぶ可能性が高いです。
基本的には上昇基調の日経平均ですが、
今後、残る「上値余地」はどの程度か、
要注意のタイミングはいつなのか、
トリガーは何になりそうなのかなど、
「頭の体操」をして損はありませんので、
次号メルマガ（第283号：9月22日）の中で、
最新の材料を踏まえて分析する予定です。
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