英米日の国内政局と日経平均。
昨日の日経平均は小さく反落。
売買代金もそれなりに膨らんでおり、
配当落ち分は半分程度はカバーされましたが、
即日で埋め切ることはできませんでした。
ただ、為替が「円安」気味という「幸運」や、
米中市場の堅調ぶりにも助けられ、
パニック的な動きは影を潜めています。
情勢が大きく動く期待もあります。
日々、刻々に新しい材料が出てきますが、
英国のメイ政権が自身の退陣を条件に、
議会に合意案の採決を求めるという、
驚くべきカードを切ったと伝えられます。
このメイ首相による「捨て身」の説得を、
それでも英国議会があくまで拒否するならば、
次のシナリオはかなり厄介ですが、
かなりの数の造反組の態度に影響を与え、
反対から賛成に転じつつあるようで、
合意案が一転して可決されるならば、
かなりドラマチックな展開になります。
無論、合意案が可決されたからといって、
問題が完全に解決されるわけではなく、
いずれ問題はぶり返すと思われますが、
4月12日の「合意なき離脱」が回避され、
英欧関係に新しい局面があらわれるのは、
やはり「良い材料」とカウントできます。
「米中協議」も「先送り」が続いており、
市場の混乱を回避する努力がなされますが、
こうした小康状態がある程度、続くとなれば、
日経平均をめぐる相場環境も一変します。
また、英国政界が新局面を迎えるように、
米国政界、そして日本政界においても、
4月からまた新しい展開になりそうです。
ここ数日の英国議会の動きが焦点ですので、
事態の推移と終着点をよく見極めた上で、
激動する米国と日本の状況も踏まえつつ、
次号メルマガ(第258号:3月31日)の中で、
新年度の相場シナリオを分析する予定です。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第254号:3月3日発行、第255号:3月10日発行、第256号:3月17日発行、第257号:3月24日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す