(午前1時半の更新です)

米国の利上げ先送りで、安心感が広がり、

NYダウは17000ドル中盤まで上昇しています。

一方、日経平均は昨日の寄付こそ高かったものの、

金利差縮小による円高で、日中のうちに値を消し、

ナイトもだいぶ安く推移しています。

今、日経平均が大崩れしないのは、

政府・日銀の「玉」が温存されているからと思われます。

もっと言えば、「玉」への「期待」の風です。

一服したとはいえ、世界経済の状況はやはり悪いですし、

日本経済の足元もだんだん悪い指標が出つつあります。

特に、賃金上昇が止まり、為替が円高に振れているのは、

日本経済の「基礎体温」を低下させてしまいます。

こうした中、「期待」の風が株価を支えていますが、

政府・日銀の持つ「玉」が出尽くすか、

あるいは「玉」が失望を招く内容であるかで、

「期待」の風が吹かなくなった後、

果たしてどうやって株価を維持するのかは疑問です。

次号メルマガ(第100号:3月20日発行)で分析しますが、

やはり、「ある程度のこと」は覚悟しておいたほうが、

何ごとにつけても無難だと思われます。

ところで。

次号でメルマガは100号になります。

臨時配信もたくさん行っていますので、

実際の発行回数はもっと多いのですが、

盆正月も連休も関係なく膨大な書き続けた結果、

気がついたら100号まで来てしまいました。

政界も相場も「先が読めない」ことがその本質であると、

かねがねブログやメルマガで申し上げてきておりますが、

過去記事をお読みになった方はご承知の通り、

まさか100号まで継続するとは思ってもいませんでした。

本当に「先が読めない」世の中です(笑)。

私は、他のアナリストや投資助言業者の方々のように、

年がら年中、「これが儲かる」と推奨することはありません。

短期的には「時鳥トレード」を行うべく、

「高値(安値)異常値」が来るのをじっと待つだけです。

また、長期的な投資戦略(これが一番大切)を立てるために、

世界と日本の景気のリズムを分析し、

「これなら勝てる」という時期と戦略を考えます。

それゆえに、私のメルマガは「異色」と言われており、

私自身、メルマガを発行する前には、

「多くの方は、つまらないと言うだろうな」

と思っておりました。

もっとも、滅多に動かないぶん、

動く時の根拠や考え方などをきちんと論理的に示すべく、

永田町や国際政治のとっておき情報をふんだんに盛り込み、

圧倒的に詳しい丁寧な分析と解説を心がけてきたものです。

幸い、メルマガで示す「居心地のいい水準」が完璧に機能し、

これまで、指定したゾーンでぴたりと株価が反転しました。

また、2014年は「年内解散」をめぐる政界攻防の内幕を、

どのメディアにも先駆けて、詳しく具体的に書いたことや、

2015年は、夏までの株高局面の経緯とその理由や、

秋以降、今年にかけての暴落局面の到来を、

きちんと読み切り、他に先んじて警報を発したことで、

少なくとも読者の皆様に損をさせなかった自負はあります。

(詳しくは「2014年総集編」「2015年総集編」をご参照下さい)

こうしたこともあってか、

ASPの方々や、「ネット界で日本一」と呼ばれる方までが、

手放しで称賛してくださるメルマガに成長しましたが、

ここまでの内容を書き続けてこられたのは、

読者の皆様からの熱い声援と高いご評価のおかげです。

ここに伏してお礼申し上げます。

年頭のメルマガで申し上げた通り、

本当は昨年末あたりで休止することも考えていましたが、

世界経済はのっぴきならない状況に差し掛かりつつあり、

アベノミクスは大転換を迎えようとしています。

日本の個人投資家が外資の餌食にならないように、

私なりに時代の先を読み続けるべく、

外資や当局との知恵比べに打ち勝ちたいという思いもあり、

今しばらくメルマガの発行を続ける所存です。

無理に「読め」と勧誘するつもりは毛頭ありませんが、

ご興味とご関心がおありの方は、

今後もお付き合いいただけば幸いです。

世界も日本も大転換を遂げています。

それは大多数の投資家にとってとてつもない危機であり、

先が読める人には大きなチャンスを意味します。

どうか読者の皆様が生き残られ、

「富の勝者」の側に回られますよう。

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【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】  霞が関の予言「日本未来設計図」

※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。

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