地下のマグマ。
昨日の日経平均は久しぶりのV字チャート。
ギリシャ支援再会への合意見送りというニュースもあってか、
寄付後にそれなりに売られたものの、引けにかけては切り返しました。
その結果、3.93円高。
その後、ナイトセッションで一時19400円台に突入しましたが、
それほど大きく崩れることなく、19500円台を推移しています。
前号メルマガ(第55号:5月10日発行)で書いたとおり、今週は、
1)海外要因などの不安要因で叩かれる
2)しかし、上昇基調は維持
という状況が続いており、日経平均は100~200円ほどの短いレンジを、
上に行ったり、下に行ったりしながら、ちょっと膠着気味です。
このままなんとか「5月暴落(セル・イン・メイ)」の発生を阻止し、
「6月以降の相場」につなげてくれることを期待する向きも多いでしょう。
ひとつ言えるのは、こうして膠着状態になっているときは、
地下のマグマに大きなエネルギーが溜まっていることが多いということです。
その巨大な「力」が、何かのきっかけでぴょこんと飛び出し、
「想定外」の動きにつながることがありますから、
材料が全部出揃っていない今は、売り方、買い方とも仕掛けづらいものです。
いい感じで「その時」は近づきつつあります。
国内だけをみても、明日には安保法制の閣議決定、週末は大阪都構想と、
今後の政局に大きく影響を与え、方向性を決めかねない重要イベントがあり、
それらがすべて「6月以降の相場」に影響してきます。
古くからの読者の方はご存じのとおり、特にアベノミクス下では、
「政治と経済」「政治と相場」「政治と株価」
はほぼ完全に直結し、連動しています。
前号ではかなり詳しく大阪都構想の件をレポートしましたが、
その後、また、政界ネタが耳に入ってきましたので、
次号(第56号:5月17日)でもまた、詳しく続報をさせていただきます。
少なくとも、昨年の今頃では想像もできなかったことが進行中ですから、
来年にもなれば、政治の様子は様変わりしているのではないでしょうか。
乞うご期待!
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第54号:5月3日発行、第55号:5月10日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場分析、トレード戦略をお伝えすることが目的であり、読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
コメントを残す