お盆明けの相場で注意しておくこと。
注目された米国の物価指標の方は、
ようやくに上昇の伸びが鈍化し、
先月から出ていたいくつかの兆しが、
現実の数値としてあらわれました。
物価上昇が加速し続けるならば、
より強力な「引き締め」の実施に、
正当性が与えられるところですので、
株式市場にとっては好材料となり、
売りに押されていた日経平均も、
ひと息つける可能性があります。
もっとも、単に物価指数だけが、
相場を動かしている材料ではなく、
景気の動向や経済政策の行方など、
押さえるべき点はいくつもあります。
当面はバカンス・シーズンですが、
いずれ市場参加者はまた増えてきます。
お盆明けの相場の材料として、
内閣改造を実施した岸田政権が、
どのような手を打ってくるかも、
注目しておく必要があります。
いずれにせよ最新の情勢を踏まえ、
次号メルマガ(第434号:8月14日)で、
詳しく点検する予定でおります。
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