昨日の日経平均は大幅続落。

感染状況への懸念がまた台頭し、

景気回復がやや疑問視されるなか、

スエズ運河で物流が止まったり、

半導体供給の懸念が続いたりと、

思わぬ悪材料も出てきているため、

売りが先行する展開となりました。

日銀の買い出動への観測などで、

後場では下げ渋ってはいますが、

大きく押し戻すだけの力はなく、

下値を大幅に切り下げています。

相場環境も空気も一変したため、

公的資金の買い等には警戒しつつ、

売り目線の方が賢明であることは、

前号メルマガ(第361号:3月21日)等で、

すでに指摘してあることですので、

こうして下値が切り下がることは、

あまり驚きではないわけですが、

株価はまだ高値圏にある一方で、

先々に警戒される不安も多いです。

バイデン政権も菅政権もどちらも、

「次の一手」を考えているようですし、

効果的な「玉」を打ち出すならば、

一時的に株価を押し戻すことも、

可能であろうと思われるところですが、

いずれにせよ不透明感が存在しており、

バブル相場を維持できるのかどうか、

自信を持てないのが本音でありましょう。

こうした状況を整理してみて、

この先に警戒される不安な材料と、

日米政権の「次の一手」について、

次号メルマガ(第362号:3月28日)で、

改めてご紹介し分析する予定です。

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