「後継政権」が用意する「大玉」とは。
（午前0時半の更新です）
昨日の日経平均は上昇。
売買代金はちっとも膨らんでおらず、
依然として「様子見」気味ですが、
それゆえに売られる雰囲気もなく、
米国株高に「連れ高」する形で、
日経平均も少し高く寄り付き、
そのままほぼ動きなく推移しました。
ただ、上昇圧力が生まれるという、
国内政治上の期待が芽生えたのは、
指摘しておくべきかと思われます。
「後継政権」を誰が担うのかは、
ほぼ勝負が決まりつつありますが、
アベノミクス路線を完全踏襲しつつ、
安倍総理に出せなかった「大玉」を、
次期総理が出す可能性について、
政界も市場も意識し始める頃です。
「後継政権」はこの秋からいきなり、
困難な課題に直面する恐れがあり、
景気と株価を大きく動揺させる、
危険な火種に事欠きませんが、
それを百も承知で手を挙げて、
次の選挙に備える政権になります。
政局的に仕掛けていくにしても、
景気と株価を上昇させる「玉」は、
当然に考えてくるでしょうから、
総裁選の帰趨が定まってくるに従い、
そうした期待が相場を動かすことは、
可能性として考えておくことは、
決して無意味ではないと思われます。
次号メルマガ（第333号：9月6日）では、
次期総理ならではという「大玉」に、
どんなものがあり得るかという点と、
それが相場に及ぼす影響について、
最新情報とともに分析する予定です。
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