秋の内政・外交日程と日経平均の展望。
昨日の日経平均は反発。
トランプ大統領の発言を受けて、
米国株の値動きが落ち着いたことや、
為替が「円安」に戻したことで、
日経平均もある程度、戻しています。
ただ、本当に「米中協議」が続行するか、
トランプ発言だけではまだ確証はなく、
たとえ「協議」が続行されたとしても、
緊張が緩和すると信じるだけの材料は、
まだ全く出てきていないのも事実です。
結局、昨日は上値を抑えられた印象で、
引けにかけて若干、値を消しましたし、
為替の動きも「1ドル106円台」で止まり、
105円台半ばまで「円高」に戻しています。
市場参加者の不安が消えたとはいえず、
実際、売買代金も膨らんでおらず、
暴落後の「様子見」によくみられる、
自律調整、自律反発という種類の、
反発だったという他はありません。
明快な情勢の好転をみるまで、
本格的な反転・上昇は期待しづらく、
常に「下ブレ」の不安に悩まされ、
良くて「足踏み」が続く可能性が高く、
投資家泣かせの相場状況になりそうです。
すでに「米中対決」の悪影響や、
英国のEU離脱問題への懸念などで、
世界に景気後退の足音が響きわたり、
各国政府と中央銀行がこれに対して、
景気と株価を維持すべく必死ですが、
まだまだ新たな悪材料が懸念されるのは、
前号メルマガ(第279号:8月25日)でも、
詳しく申し上げている通りです。
そんななか、日本国内の情勢も動きます。
秋の内政・外交の日程について、
おおよそのところがみえてきましたが、
前号メルマガで詳しく指摘したように、
「外交戦」に活路を模索する安倍政権を、
静かに脅かす動きを野党が開始しており、
秋の臨時国会はこれまでとは少し違う、
厄介なものとなる可能性があります。
それが安倍政権の未来をどう左右し、
日経平均にどう影響を与えていくか、
投資家としても気になりますので、
次号メルマガ(第280号:9月1日)で、
秋以降の相場展望とともに分析します。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第276号:8月4日発行、第277号:8月11日発行、第278号:8月18日発行、第279号:8月25日)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す