「トランプ砲」はどこに向けて発射されるのか。
昨日の日経平均は反発。
トランプ政権の「相互関税」は、
多くの国が除外される方針であると、
楽観的な報道が出たこともあって、
素直に市場が反応した格好です。
米国が仲介しての交渉により、
ロシアとウクライナの間で、
部分的な「停戦」の方向へと、
一歩前進したことなども、
市場の好材料とカウントされます。
前号メルマガ（第570号：3月23日）で、
好材料と悪材料の「綱引き」に、
言及しているところでありますが、
上昇要因が少し勝ってくるなら、
頭打ちだった株価の上昇にも、
突破口が見えるかもしれません。
もっとも、現状では株価位置は、
まだほとんど変わっておらず、
市場の空気が熱くなったとは、
あまり言えない状況であります。
トランプ政権の「関税」砲も、
実際にどうなるのか不明であり、
「自動車関税」発動の対象国に、
日本が含まれるかどうかは、
蓋を開けるまでよくわかりません。
予測不能の政権でありますので、
「次の一手」を予測していくのは、
なんびとにも困難でありますが、
ひとたび次の「玉」が出た後は、
市場が素直に反応しそうなことも、
これまでのパターンでしたので、
新たな材料を盛り込んだ上で、
次号メルマガ（第571号：3月23日）で、
今後の展望を分析する予定でおります。
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