衆院選「後」の「株高シナリオ」と米国大統領選の今後。
昨日の日経平均は大幅に上昇。
自公の議席の減少幅の如何により、
「株高」と「株安」のどちらにも、
シナリオとしてある得るということを、
前号メルマガ（第549号：10月27日）で、
分析しているところであります。
投票日午後の「意外な健闘」ぶりで、
与党が議席を死守したこともあり、
過半数を割るには割ったものの、
「株高」になり得るラインであり、
実際に石破総理が続投を表明し、
国民民主党に呼び掛けたことで、
そのシナリオが現出することに、
市場の期待が高まったわけです。
現時点で国民民主党の反応は、
「連立入り」には消極的ですが、
法案ごとに成立を協力していく、
「部分連合」などの方式には、
応じる可能性は高いとみられます。
「中道右派」の国民民主党が、
首を縦に振った法案や予算なら、
成立できるという状況であれば、
市場にとって大きなマイナスは、
回避される可能性が高いことが、
素直に歓迎されている状況です。
もっとも。
そうはいってもここから先は、
石破政権にとっては茨の道であり、
不透明な展開が続きそうです。
また、国内政局だけでなく、
米国の動向も気になることは、
前号メルマガで指摘した通りです。
日米それぞれの政治の動きを、
しっかり注視し続ける必要が、
今後もあるのは確かですので、
次号メルマガ（第550号：11月3日）で、
「11月相場」の展望を分析する予定です。
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