新政権は本当に「石破内閣」なのかどうか。
（午前1時の更新です）
市場に「石破ショック」が炸裂。
昨日の日経平均は一時2000円超の大暴落です。
もっとも、総悲観による下落であるとは、
まだ言えない株価位置にとどまっており、
「弱気」までには至ってはいません。
石破氏は総裁選の公約の多くを、
すでに「修正」し始めていますし、
漏れてきている閣僚・役員名簿は、
この政権が「石破色」を出すよりも、
「キングメーカー」や「主流派閥」に、
最大限の配慮をしているということを、
如実に示しているようにみえます。
その意味でこの新政権というのは、
純粋な意味での「石破内閣」とは、
言い切れないのかもしれません。
事実、「アンチビジネス」のような、
強硬だった経済政策の「玉」は、
真逆の方向になる可能性もあり、
蓋を開けるまではわかりません。
首班指名から閣僚の認証式へと、
一連のプロセスが終わった後に、
新内閣から打ち出される内容を、
あらためて見極めておいた上で、
「強気」か「弱気」かのどちらかを、
選択したい投資家も多いようであり、
それがこの「様子見」の株価位置に、
あらわれているといえましょう。
いずれにせよ新内閣が何を打ち出し、
どうやって市場に向かってくるかを、
次号メルマガ（第546号：10月6日）で、
よく分析し、見極める予定でおります。
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