昨日の日経平均は朝方から反落。

朝のブログで

「ちょっと、危うい感じを抱いております」と書きましたが、

いくらNY市場が上昇しても、日本市場に材料がない以上、

投資家がいったん売って利益を確定させようとするのは当然です。

ここからの買いはやはり危険です。

ただし、15500円近辺ではきちんと反発しますから、

今月中に7月高値15759.66円を更新する可能性はまだまだありますが、

いずれにせよ、売り買いともに慎重に様子を見る場面ではあります。

無論、NY市場が堅調である限り、日本市場も下値が固く、

下値が固い限り、必ず上昇します。

やはり、その先にチャンスがあるのではないかと考えております。

いずれにせよ、焦点はNY市場です。

これまでも、これからも、無限に上昇する相場は絶対にない以上、

世界のプロは「いつ、崩れるか」を読み切ることに注意を集中しています。

最大のファクターはある指標からくる政策要因です。(メルマガ18号参照)

そして、もうひとつが「戦争」。

中国危機の可能性が大きく後退した今、最大の「グローバル・リスク」と言えます。

とりわけ、すでに大炎上中の中東情勢が、わずかでも「バランス」を崩せば、

NY市場は大きな調整に入る可能性が大です。

オバマ大統領が、「わかり切った」空爆を始めただけでも荒れましたが(8月8日)、

イラク情勢が「コップの中の嵐」で終わるかどうかは世界の一大関心事です。

これについて、日本のメディアにほとんど出てない情報を得ました。

ISISの正体についてのものです。

これがわかれば、米国の中東戦略の全容がはっきりし、

つまづきや綻びが発生するとすれば、どのポイントになるかが読めます。

次号メルマガ(19号:8月31日発行)で詳しく解説しますのでどうぞお楽しみに。

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