日本市場への「期待」と世界経済の「不穏」。
昨日の日経平均は上昇が継続。
米国を中心に不穏さが増し、
外部環境は良くありませんが、
ひとり日本市場にマネーが流れ、
独歩高の様相を呈しています。
株価位置でも「異変」が生じ、
ここ数年にはなかった現象が、
先週の日経平均に発生しており、
日本市場の空気は変化しています。
あるファクターが作動するなら、
「上スライド」もあり得ることは、
以前より指摘してきたわけですが、
実際に岸田政権がそちらを目指し、
市場に期待を広げている様子を、
前号メルマガ（第473号：5月14日）で、
あらためて確認しているところです。
もっとも、日本国内の独自要因で、
新たな上昇圧力が生まれるにせよ、
世界経済が不穏であるということは、
よく注意しておく必要があります。
日本市場に向けられる期待や、
刻々に米国に迫るＸデーなど、
大きな要因が拮抗しているなか、
何が起きているかを理解した上で、
適宜適切な戦略が必要な局面です。
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