「想定外」で始まった「10月相場」。
昨日の東証は「想定外」の終日売買停止。
世の中にはいろいろな「まさか」があり、
何があるかわからないものであることを、
改めて痛感させられた昨日でした。
もっとも、日経先物の方は堅調。
東証のシステム障害の影響を受けず、
前夜の米国株高を反映する形で、
プラス圏で推移することができています。
政府・議会の交渉進展への期待もあり、
昨夜の米国株も堅調に推移したため、
東証の営業が再開される今朝は、
買い先行で始まるとみられていますが、
システムが本当に安定することを、
皆が祈るような気持ちで見ています。
ともあれ、相当に衝撃的な「想定外」で、
この「10月相場」が始まりまりました。
新型コロナの感染状況だけでなく、
米国大統領選、米中関係、英欧関係と、
世界に不透明要因がいくつも広がり、
コーカサス、中印国境、東アジアと、
すでに発火しているか発火寸前という、
地政学リスクの火種も多々あります。
何が起きるかわからないからこそ、
菅政権も慎重姿勢になってきており、
情勢を見極めようとしているようです。
次号メルマガ（第337号：10月4日）で、
上記に挙げた海外の諸要因や、
これに対する菅政権の戦略を整理して、
「10月相場」の展望を分析する予定です。
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