昨日の日経平均は小さく反発。

発足する菅政権がどう出るかや、

米国のFOMCの結果待ちなど、

状況を見極めたい心理も働いて、

売買代金もあまり膨らまないまま、

方向感がなく推移した一日でした。

菅政権は株価と景気に配慮しており、

何かの「玉」が出るのはほぼ確実とされ、

売るべきではないと判断されるため、

下げるまだ兆候はみられませんが、

菅総理が仕掛けるタイミングによって、

出てくる「玉」の中身も変わるために、

どこまで上値をとることになるかは、

まだ判断し切れないのも確かです。

とはいえ内外の情勢を考えると、

政権の前途は多事多難であるのは、

すでに予想されているところであり、

「ご祝儀モード」の賞味期限も、

そう長くはないと認識されています。

いずれにせよ菅内閣が発足して後、

早い段階で出すべき「玉」を出し、

予想される下げ圧力に対処すべきと、

永田町の人々も考えているようですので、

随時、動きが出て来るとみられます。

次号メルマガ(第335号:9月20日)では、

こうした動きを一つひとつとらえた上で、

菅政権の前途と今後の株価展望について、

具体的に分析していく予定です。

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