(午前0時半の更新です)

昨日の日経平均は7日連続の続伸。

外的な悪材料が出ていないことを反映し、

一度も前日比でマイナスとはならず、

23000円ラインに再トライしました。

一昨日、「節目トライ」に失敗した後、

急落しなかったのは良い話ではあります。

しかしながら。

ここから、上値を追うにも勢いに欠けます。

昨日も流れを変えるほど売買高が膨らまず、

日経平均は23000円に届くことなく失速し、

引けにかけて上昇分の多くの値を消しました。

過度の不安は後退しつつありますが、

楽観的になれるだけの客観材料も特になく、

不意の急落が常にあり得るということで、

なかなか積極的になり切れない状況です。

前回同様、「23000円の攻防」は難所であり、

どうも膠着感が出つつありますが、

良くも悪くもこの「攻防」を終えたならば、

「9月相場」は大きな動きが予想されます。

良い方の「玉」も強力です。

米国、中国、日本という世界3大経済大国が、

「貿易戦争」の負の効果に対抗すべく、

強力な経済政策の「玉」を準備中とされます。

次号メルマガ(第228号:9月2日)で述べますが、

日本では秋の臨時国会がやや尻すぼみとなり、

補正予算や概算要求はイマイチな感じですが、

通常の政策決定過程ではないメカニズムで、

巨大な「株高政策」の動きが顕在化しつつあります。

ストレートにそうした「玉」の効果が出れば、

少なくとも「居心地のいい水準」に照らして、

「ど真ん中」には到達する潜在力はあります。

ただし、そうした「玉」の効果が、

少なくとも日経平均にあらわれるのは、

外部環境がある程度、平穏である必要があり、

この点についてはなんびとも確証をもてません。

「貿易戦争」の加速や「地政学リスク」の懸念という、

「8月相場」を存分に揺さぶった不安要因が、

ほとんど解決しないまま9月に持ち越しですので、

ツイッター砲の一発、一発に戦々恐々としますし、

不意に暴風雨が吹き荒れる懸念は常にあります。

そういう状況で来週から「9月相場」ですので、

この膠着感の次に来る良いシナリオと悪いシナリオ、

そして、そのそれぞれをもたらす分水嶺を、

次号メルマガで分析する予定です。

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