(午前0時の更新です)

週明けから日経平均に冷や水です。

かねてより「敵視」してきた中国やメキシコだけでなく、

同盟国の企業に対しても「国境税」を適用する考えを示し、

この「トランプ砲」が市場に動揺を与えています。

今後、ナヴァロ国家通商会議代表や、

ラインハイザーUSTR代表らの「貿易戦争」の指揮官達が、

どのようにアイデアを具体化するつもりか不明ですが、

BMWやトヨタもターゲットにされるようならば、

「トランプ・リスク」は日欧にも拡大しかねません。

こうした「貿易統制」が米国の経常収支を好転させるなら、

基本的にはドル高の圧力になると考えるのが自然ですが、

為替市場は逆に円高に触れて113円台に再突入しました。

あわせて金もじわりと上昇傾向にあります。

不安心理が高まる時は金や円が買われるものですが、

新政権の発足にともなう景気回復への楽観論よりは、

「どこかで何かとんでもないことが起きるのでは」という、

不透明感や不安感のほうが勝っていることを示すのでしょう。

トランプ氏の発言を冷静にそのまま実行するのならば、

「勝ち組」に回るのは米国ひとりということになり、

同盟国も容赦なく利益を奪い合うライバルになります。

無論、超大国や大国がそんなふうに振る舞ったからこそ、

2度の世界大戦が発生した経緯があるわけですが、

トランプ新政権への入閣が予定される誰からも、

そうした歴史認識は聞こえて来ず、

また「頼みの綱」の共和党人脈も沈黙を保っています。

1月20日以降の日経平均のシナリオについては、

前号メルマガ(第143号:1月15日)に書きましたが、

どうも悪いほうの「玉」が目立ってきたようです。

もし、トランプ政権が完全な保護貿易に走るのであれば、

日本としてはこれに対抗する手段はあるかどうか。

次号メルマガ(第144号:1月22日)で考察します。

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