(午前0時の更新です)

日経平均は続騰。3日連続の上昇で、1ヶ月ぶりの高値。

海外発の「大波乱」が警戒される「10月相場」ですが、

前号メルマガ(第128号:10月2日)で詳しく書いた通り、

安倍政権には8月後半以降、特に9月になって、

相当に強力な「神風」が吹いています。

無論、少し不安が後退しつつあるとはいえ、

海外発の「大波乱」の危険はまだ存在しています。

昨年の秋からずっと警戒をし続けてきたように、

海外発の大波乱はリーマンショック「超」級です。

これが日経平均にのしかかる下落圧力であり、

その破壊力たるや凄まじいものがあります。

だからこそ、下げ基調が続いてきたわけですが、

市場はもう、かなり織り込んでもきています。

一方、日銀が事実上の「白旗」を掲げてしまい、

もうダメかと思われた瞬間から、

安倍政権には別の「神風」が吹いてきました。

最初は水面下で吹いていたそれは、

ここに来て実際の政策上の「玉」に、

巨大な影響を与えつつあるようです。

実際、政権側に吹いている政治・外交上の「神風」と、

これに伴って出てくるはずの「超大玉」の内容は、

「秋の難局」を吹き飛ばす可能性も秘めています。

現時点では下落圧力、上昇圧力ともに併存し、

どちらも未確定で、この先、どう転ぶかわかりませんが、

特に今週になって政権側に吹く「神風」の威力は、

「日銀砲」で下落を食い留めるだけだった日経平均を、

反転させる可能性があることも否定はできません。

米国大統領選やドイツ銀行危機など、

海外発の「大波乱」の脅威に関しては、

シャレにならない「緊迫感」もありますが、

北方領土交渉と政局をめぐるドラスチックな動きは、

日本経済のグランド・デザインをも変える可能性があり、

永田町の「高揚感」は市場にも伝播しつつあります。

このまま「危機シナリオ」が遠ざかった場合に備え、

戦略を練り直すプレーヤーも多数出現したようですが、

確かに、相場環境は急速に変化しつつあります。

無論、中途半端な株価位置で不確定材料に賭けるのは、

結局のところ丁半博打でしかありませんから、

現時点で断定的な予測をするのは控えますが、

先月、先週までとは違った要因が出現したことは、

投資家たるもの正確に把握すべきであると思います。

やはり、「相場は生き物」です。

ここ数日、びっくりするような話を聞きますので、

詳しくは次号メルマガ(第129号:10月9日)に書きます。

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