(午前0時の更新です)

昨日の日経平均は反発。

朝方は伸び悩みましたが、

政府・日銀の緊急会合を受けて、

357.19円高の「引けピン」となりました。

さすがに13000円も下げた後ですので、

これくらいのリバウンドはあって然るべきというか。

もっとも、政府・日銀の話し合いといっても、

具体的に何をどうするのかはよくわかりません。

そもそもがブレグジット・ショックによって、

次に何がどう起こるのかもよくわかっていません。

だいたいが、英国がEUを離脱する時期も、

離脱後にどういう形で関係が再構築されるかも、

現時点では、話し合いすら始まっていませんから、

今後、何に対してどんな準備をすべきかなど、

政府・日銀の首脳陣といえどもいるはずがなく、

この「わからない」という「不透明感」がまた、

次なる危機の暗雲になりかねないのが厄介です。

前号メルマガ(第114号:6月26日発行)では、

次なる「危機の種」について触れていますが、

来週が近づくにつれ、警戒感が高まりかねず、

昨日の反発程度では安心材料にはなりません。

日経平均は「底」が見えない状況ですが、

前号メルマガに書いたように次の「底」の候補は、

まだまだずっと下に位置しています。

世界全体が先週起こったことを消化できておらず、

今後の方向性を判断する材料もないことは、

投資家として肝に銘じておくべき局面かと。

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