メディアもさんざん騒いでいますが、いよいよ今週がヤマ場。

政権は安保法制を正面突破でやるのかどうか決断が迫られます。

与党は数を持っていますので、通るのは間違いないのですが、

問題はその「通し方」です。

本当に「強行採決」を連発すれば、支持率は大幅ダウン。

今後、しばらくの間、政権浮揚策は見当たりませんので、

安倍政権は良くて長期低迷から抜け出せず、

悪くすれば諸課題が解決できなくなって、最悪、退陣です。

メルマガ読者の皆様はご存じのように、「爆弾」はまだ他にもあり、

安保法制をめぐる混乱が広がるなか、順次、発火しつつあります。

特に、「参院の件」はこれも内閣・党執行部の責任問題に直結し、

場合によっては秋の総裁選も怪しくなってきます。

私は日経平均にかかる「上昇圧力」を指摘するとともに、

こうして、夏に政権の足元を揺さぶる事態が来ることを、

まだ春の風が冷たく吹いている頃から正確に指摘してきました。

相場のアナリストでこうしたことをやってのけた方は皆無ですし、

永田町関連のプロ達も私の「見立て」に舌を巻いています。

(実際、私の「見立て」で記事を書いている人は多いです)

ただ、その私ですら、政界の駆け引きがどう転ぶかは予見できません。

政権側はこの難解な局面を打開すべく、

次々と「奇策」ともいえる手を繰り出していますが、

「今のところ」それらが実るのかどうかはよくわかりません。

というのも、駆け引きの焦点は、わずか50人くらいの小集団「維新の党」。

このよくわからない「迷走台風」は頭がいくつもあって支離滅裂。

政権側の見方なのか、野党側に立っているのか、最後まで読めません。

もっともこれも、メルマガ読者の方はご存じのように、

ここしばらくの政界は維新に引っ掻き回される展開になるだろうと、

これもまたずいぶん前から「見立て」を述べており、

毎号のメルマガでは政権与党と同じくらいの紙幅を割いて、

この党のドタバタ劇をレポートし、分析してきました。

これもまた、他の相場アナリストには不可能なことですし、

政治分析のプロも私の「見立て」を参考にしているようです。

(私がメルマガに書いた内容を、翌週、誰かが記事にしてます・笑)

ただし。

ここまで詳しく正確に将来を「予見」できた上に、

八方手を尽くして正確な内部情報を得た私としても、

結論として申し上げる他はないのはただ一点。

「永田町の権力闘争というのは最後の最後までわからない」

これです。

これは、総理本人でも、与党幹部でも、野党党首でも同じでしょう。

昔からずっと「政界は一寸先は闇」。

双方が奇手奇策を繰り出し、裏切り裏切られて駆け引きが進みますので、

最後にどんなどんでん返しが待っているか誰にもわからないのです。

そして、アベノミクスは典型的な「政策相場」ですから、

この政界の駆け引きが相場にも直結しています。

そんなところに、中国やギリシャなど、海外の超ド級の要因が、

いつまた大爆発するかわからないのですからさらに厄介。

政治はいつも闇の中、相場は常に霧の中ですが、

「権力をめぐる駆け引き」に左右されている今、この瞬間は、

先のことなどどこの誰にも正確に読めません。

ではこんななかでどう生き残り、勝ち残るか?

それを徹底的に考え抜いたのが、

私のメルマガで公開している「時鳥トレード」の戦略です。

この「時鳥トレード」は壮大なる「実験劇場」です。

メルマガにおいて私は内外の情報分析をたっぷりやった上で、

事前に相場観と戦略シナリオを公開しておき、

その条件やタイミングにあてはまる時がくればその通りやります。

しかし、それは徹底した「臆病者」の戦術であり、

ネット上で喧伝される「100万円を1年間で1億円に」といった、

あり得ないレベルの利益を目指すものではありませんが、

しかし、「安心、安全、堅実」に資産を増やすことを目的にしています。

投資はゲームではなく、資産形成のツールです。

巨額の利益を得ても、翌年には全部それを失ったら意味がありません。

その意味で私は、「時鳥トレード」で「年間15~20%増」を目指すのも、

ちょっと多すぎるかと思ってはおります。

プロでも年間8%も殖やしたら肩で風を切って歩いていますが、

今年の「時鳥トレード」はすでに25%増。(昨年はラッキーで61%)

そんなわけで私は決して無理をせず、

いよいよ「正念場」を迎えた政界の駆け引きを見守るつもりです。

意外に大きなチャンスが近いのではないかとは思いますが。

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