日銀の政策決定会合を無事に通過し、昨日の日経平均は一段高。

昨年末の高値、そして第一次安倍政権の高値1万8261円(2007年7月9日)にあと一息です。

春先までにこのバーを超えておくことは、政治的に重要な意義があります。

したがって、政権としては4月の統一地方選の前までにクリアしておきたいことは、

メルマガ読者の方は以前からご存じのことと思います。

ただ、早ければ、今日の寄り付き前後から第1次政権の高値を超えてきそうですが、

先週末からの動きはちょっとスピードが速すぎるかな、とみています。

「過熱感」を示すサインのうちいくつかが出始めていますので、

場合によっては出動も考えています。

いずれにせよ、今後、高値圏での伸び悩むことになれば注意が必要です。

騰落レシオ、25D移動平均乖離率、PERなどいずれも高いです。

一般的に25D乖離率が+5%を超えれば短期過熱となり、売られます。

また、騰落レシオが120を超えてくると、過熱感への警戒が台頭します。

そろそろいいところまで来つつありますね。

私は、前号メルマガ(第43号:2月15日発行)に書いたように、PERに注目しています。

PER●倍に達した後、さらに上値でキリのいい数字で達成感が出て売りが出れば、

市場全体が「やや高い」と認識して、いったんもつれる可能性もあると考えています。

(ちなみに、直近の日経平均EPSは1104円です:PER×EPS=株価)

また、すでにPERはアベノミクス相場で最も高い水準に差し掛かりつつありますが、

さらに次の次元に突入していくようなら、バブル相場に移行する可能性もあります。

(したがって、売り方は大きな含み損を抱えないように注意が必要です)

ここ何回かのメルマガで書いたように、安倍総理の「本懐」をサポートすべく、

年央以降の「アベノミクス2.0」では、政府が強力なパワーで下値を支えそうです。

外部環境が良好で、政策的な「玉」にインパクトがあり、

なおかつ下値では政府が買ってくれる安心感があるのであれば、

PERの水準が切り上がり、相場全体が長期で過熱することも考えられます。

メルマガで何度も指摘してきた「しばらく続く『いい時代』」です。

この話はまた、次号メルマガ(第44号:2月22日発行)で詳しく。

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