昨日の日経平均は朝方大きく売り込まれたものの、意外に底堅く反発。

5日ぶりに下げ止まりました。

労働基準法改正の話などもそれなりにインパクトはありましたが、

そろそろ皆、金曜日の米国雇用統計を意識する頃です。

今週は、メルケル独首相の「恫喝」からパニック的に下げたとはいえ、

欧州の雰囲気を知る人は「さすがに本気ではないだろう」と思っています。

それでも、「よもや」という不安心理にヘッジファンドはつけ込んできましたが、

ギリシャがユーロ圏にとどまり、米国の景気回復がしっかりならば、

NY市場が大反発する可能性があるので、売り方も警戒する局面です。

事実、昨夜はNYが値を戻し、日経平均ナイトも大きく上昇しました。

「官製相場」が続いてますから、政府が「市場操縦」をするのを見越して、

他のヘッジファンドが大きく空売りを仕掛けたところを、

好んで踏み上げてくる金融機関も出てくるようになりました。

空売りを仕掛けたはいいものの、返り討ちにあうヘッジファンドも多いのです。

ヘッジファンドには腹の立つことも多いですが、彼ら同士の間も、

駆け引き、騙し合い、出し抜き合いで、食い合い、殺し合いです。

中途半端な株価位置で勝負すると、これに巻き込まれますので、

私はクリアーに「異常値」に入るまで動かないのです。

SQもありますから、しばらくは「思惑」が市場を支配しそうです。

「思惑」相場の最中は、市場全体が合理的な株価形成からは遠ざかります。

理由もきっかけもトリガーもなく、お祭り騒ぎで上げ下げするものです。

しかし、それゆえに、合理的に説明できない「異常値」が出現するものです。

そこに、私の狙うチャンスがやってくることが多いです。

詳しい内容は、次号メルマガ(第38号:1月11日発行)で分析します。

今週の大下落で、私の目線はもう「買い」に転じてはいます。

ただ、株価位置はまだ私の狙う「安心、安全、堅実」ゾーンには程遠いので、

「時鳥トレード」としてはまだ動く時期ではありませんが、

まだまだ、もうひと波乱、ふた波乱あるようにみえます。

「異常値」はいずれ必ず来ますから、そこでイージーな勝負をすればいいですし、

来なかったら来なかったで、「損をしない」という上々の結果が残ります。

慌てず、焦らず、諦めずに相場状況を見極めたいと思います。

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