メジャーSQ週です。

通常、オプション価格をめぐる「思惑」で、

上か下かに大きく動きますが、今週は「総選挙」があります。

解散決定以来、投票日まで絶対に株価を維持したい政府側が全力で買っており、

あの「GDPショック」も、17000円で踏みとどまり、そこから1000円上げました。

昨日はついに、寄り付き直後に18000円を回復してしまったわけですが、

やはり気がかりなのは「2度目のGDPショック」です。

昨日発表の改定値は、「速報値から上方修正される」との事前情報(?)を裏切り、

さらに悪い「マイナス1.9%」へと「まさかの下方修正」。

それでも、日中の日経平均の下げ幅は17900円までに限定されましたが、

当たり前の状況なら、17000円を割り込むところまで落ちてもおかしくありません。

すでにこれだけの高値圏で、これだけの悪材料が出ても上げ続けるのは、

やはり「官製相場」のなせる業ですが、無理に「操縦」された市場には、

いずれ必ず「反動」が来ます。

それがいつなのかを見極められたら、大きなチャンスになりそうです。

そのあたり、前号メルマガ(第33号:12月7日発行)で分析していますので、

興味のある方はご参照ください。

選挙戦は今日を含めてあと5日。

ほぼ大勢は決まったような感じですが、過去には「最後の3日」時点のミスで、

圧勝確実だった与党が、野党に大敗してしまったこともあります。

いくら野党がだらしないとはいえ、200近い選挙区で「統一候補」が立っています。

風向き次第では、野党側が40~50議席を伸ばすことは十分にあり得ます。

現時点では自公両党で300議席半ばまで到達しそうとはいえ、

今回、安倍政権とアベノミクスの「存続ライン」は「266議席」ですから、

「一瞬の緩み」で議席を大きく失うような展開になれば、

公的資金による買いでも対抗できないほど、株式市場が売り込まれかねません。

どんな「予測」であれ、「安心、安全、堅実」ではありませんから、

「与党勝利」を全体に買いポジションをとっておられる方は、

どうぞ、最後まで気を抜かないようお気を付けください。

無論、私は「与党勝利」の後に「安心、安全、堅実」なポイントがくると考えてますが、

これもまた、「水物」ではあります。

そんなわけで、私もまた、気を引き締めて市場の動きを注視致します。

(選挙関係のもろもろで、もうヘトヘトですが・・・)

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