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桐の葉が落ちて、秋になりました。

日経平均も暴落です。

昨日の日経平均株価は前場の高値16225.96円で頭を押さえられ、

後場から引けにかけて一気に下落しました。

その前夜、私はツイッタ―で16200円あたりにカベが出現していると指摘しましたが、

その近辺で「上値が重い」となったところから、一気に売り崩しにきました。

ナイトセッションではNY市場の下落とも相まって、下落幅をさらに拡大し、

一時、15950円まで垂直に落下しました。

私は9月30日の16180円売玉、10月1日の16200円売玉を15960円で同時決済。

合計で460円幅の利益を確定させました。

今回の天井圏からの落下を狙った「戦い」合計では540円分。約6%の資金増です。

メルマガ第21号(9月14日)で私は、

 上がるだけ上がった後は必ず調整がありますから、
 かなりの確率で現在の株価位置(15950円付近)に帰ってきます。

と書き、

 だから、これより上の水準を「安心、安全、堅実」と申し上げます。

と断言しています。

ピタリとその通り、「上値が重く」なってもう伸びないと思われたところから、

一気に15950円まで帰ってきました。

途中、FOMCやスコットランド騒動で「どう考えても異常」な値動きを観測し、

思わぬ高値波乱を警戒する局面はありましたが、読者の方はご存じのように、

私は一貫して上記の見立てを「維持」としてきています。

世間が「年末17000円だ」「いや、今年中に18500円までいく」と騒ぐ中、

私は淡々と「売り目線です」と言い続けてきました。

そして、「高いところ、高いところ」を狙って売りを入れ続けて、

これだけの利益を積み上げたわけですが、

今となって、私の言っていたことは正しかったわけであり、

「結局、15950円より上の水準での売りは安心、安全、堅実だった」と、

誰もがお認めになるのではないでしょうか。

日経平均が上昇する間、メルマガ読者が減ったと運営会社から聞きましたが(※注1)、

こういう局面で高値に飛びつく方々は、いずれ相場の世界から消える人々ですので、

私としては一向に気にせず、ただ「売り目線です」と書き続けてきました(※注2)。

皆さん、これが「安心、安全、堅実」な「時鳥トレード」の真骨頂です。

この後、明日の米国雇用統計、そして来週のオプションSQと、

またまた面白い展開が予想されます。

どんな戦略オプションがあるのかは、次号メルマガ(第24号:10月5日発行)で、

詳しく見立てを述べさせていただきます。

ところで。

相場の空気が一変し、昨日は久々にヘッジファンドが売り浴びせに成功しました。

ではなぜ、昨日はヘッジファンドが勝ったのか?

読者の方はご承知のとおり、「政府PKOが出動しなかったから」です。

ではなぜ、政府のPKOは出動しなかったのか?

これも読者の方はご承知のとおり、「10月になったから」です。

「7-9月期の景気回復」というフィクションの演出が不要となった今、

新高値更新中の株を買うのは政治的リスクが大きすぎます。

その足元を、ヘッジファンドは見透かし、狙い澄まして売ってきたのです。

政策要因による潮目は、これだけの違いとなってあらわれます。

そして、プロはそこの見切りで勝負をし、駆け引きを演じているのです。

こういう決定的な情報を頭に入れずに相場をやるなんて、

皆さん、怖いことだと思いませんか?

だから、私はブログやメルマガを運営して情報提供をしているのです。

当面の株価は要注意です。

もちろん、いくら10月になったからといって、短期間に数千円も下落すれば、

消費増税が危うくなりますから、政府もどこかでPKOの出動をするでしょう。

下落するにしても、ある程度緩やかでないと、「あれは調整」と言い訳できません。

しかし、臨時国会も始まり、政策的には「玉切れ」です。

(年末にむけて、また、準備中ですが)

その一方、下落要因は山盛り満載です。

具体的には、米国調整不安、中東情勢、香港不安、そして、「過度な円安」等です。

そのため、今日か明日あたり、株価が反発してくれば、

この下落局面でまたチャンスが来る可能性があると考えています。

大きな下落があるにしても、いったんは戻すものです。

その戻り局面をとらえるかどうかは、政府の動きも見きわめつつ、

適宜、適切に判断したいと思っております。

どうやら次号メルマガ(第4号:10月5日発行)にも、

書くことはいっぱいありそうですね。

※注1 それでも、時鳥メルマガの継続率は毎月9割を超えるそうです。
通常、相場関係のメルマガ等は継続率が7割もあれば驚異的と聞いていますが。
(もしかしたら、情報料が安すぎるのも理由かもしれません・笑)

※注2 ただし、計算しての順張り投資ならば「あり」です。私も否定はしません。
順張り投資家にとっては、16000円を割り込んだ今こそチャンスでしょう。
(順張り戦略についてはまた、メルマガで)

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翌朝までの13時間、受付期間がありました。これとあわせるためです。

よろしくご了承のほど、お願い申し上げます。

(時鳥メルマガ発行委員会)
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